お知らせ
2023
10 / 19
13:49
瓦の防災工法について
瓦のガイドライン工法について
地震や台風などによる災害が起こるたび、テレビなどのニュースで瓦屋根の被害の様子が取り上げられ、皆さまもご覧になっていると思います。
そこで、瓦屋根の防災工法である「ガイドライン工法」についてお話いたします。
この工法は、阪神・淡路大震災の後に、災害に強い工法として、科学者の力をお借りし「全日本瓦工事業連盟」によって、まとめられました。
実際この工法により施工された瓦屋根については、その後の中越地震をはじめとして、東北の震災、熊本地震、あるいは関東を中心に猛威を振るった台風15号・19号でも、ほとんど被害を生じていません。
この度、この「ガイドライン工法」の有効性が国より認められ、義務化が決定されました。この工法の最大の肝は「瓦の全数止め付け」ですが、当地においては昔から銅線による全数止め付けがなされており、老朽化により銅線が切れたりしていない限り、地震・台風でも大きな被害は生じていません。
それでも、瓦屋根のお宅にお住まいで、心配な方はお声がけください。より詳しくお話させていただきます。