屋根と住まいのお役立ち情報
2023-10-19 10:00:00
瓦の防災ガイドライン工法について
地震や台風などによる災害が起こるたび、テレビなどのニュースで瓦屋根の被害の様子を取り上げられ、皆さまもご覧になっていると思います。
そこで、瓦屋根の防災広報である「ガイドライン工法」についてお話しいたします。
この工法は、阪神・淡路大震災の後に災害に強い工法として、科学者の力をお借りして「全日本瓦工事業連盟」によって、まとめられました。
この工法により施工された屋根瓦については、その後中越地震をはじめとして、東北の震災、熊本地震、あるいは関東を中心に猛威を振るった台風15号。19号でも、ほとんど被害を生じていません。
この度、この「ガイドライン工法」の有効性が国より認められ、義務化が決定されました。この工法の最大の肝は『瓦の全数止め付け』ですが、当地においては昔から銅線による全数止め付けがなされており、老朽化により銅線が切れたりしていない限り、地震・台風でも大きな被害は生じていません。
それでも屋根瓦のお宅にお住まいで心配な方は、当社までご連絡ください。より詳しくお話しさせていただきます。